zoomzoomzoom

解決方法の共有に主眼を置くブログ・他雑談

本の選び方と読み方

学習をする上で避けては通れない本という存在について、私の実践していることを記載しました。

1.いい本を買う方法

2.本の速読法

 

1.いい本を買う方法

・いい本とは:自分が欲しい内容が書いてある本のこと。
・まず著者を見る
→著者のバックグラウンドは本の内容にリンクしているか。釣りに関する本を選ぼうとしてコンサルタントが書いた本を選んでいないか?そんなに極端ではなくとも、たとえば2年釣りをしている人と、10年釣りをしている人では内容の深みに違いが出てくる。だいたい本の背表紙に著者の経歴があるので目を通すこと。
 
・次に目次を見る
→目次の内容がとっちらかっていないか?やたらと項目数が多くないか?目次は本の内容がいかに整理されているか判断するための指標になる。目次が「単なる本の内容の抜粋」になっている本は駄本。
 
・最後に内容、飛躍の有無
→やっと内容のチェック。
→内容チェックポイント1:読みたい内容かどうか。たとえば釣りのことを知りたいのに、選ぼうとしている本の中で、釣りの内容は他の項目の説明をするための例え話にしか使われていない、という場合はその本は棚に戻したほうがよい。
→内容チェックポイント2:著者の説明の飛躍についていけるかどうか。たとえば経済に関する書籍で「北朝鮮からのミサイルが日本近海に落下した翌日の為替相場は円安ドル高基調となるが、」という一文があったとする。この、有事→円安ドル高 という論理の流れには、有事→(ちょっとかじったことある人ならわかる前提知識)→円安ドル高のようになっており、人によっては論理の飛躍ともとれる文が存在していることがある。もし現時点で著者の論理展開についていけないことが多そうなら、もっと平易な説明をしてくれる本を数冊読んでからその本を選んだ方がいい。
為替相場の話は一例です。実際の相場変動の結果には一切責任を負いません。
 

2.本の速読法

・心構え
→役立つ内容なんてせいぜい20%くらいだ、と考えること。自分の日常に変化をもたらす内容が、一冊の本の情報量の20%もあれば大儲け、くらいの感覚で読む。
 
・綺麗に読まない
→書き込みしないで綺麗に読もうとする人がいるが、誰かにあげようとしているのか?それとも読んだ後に売ろうと考えているのか?自分の頭に入れるためにメモ書きをしたりドッグイヤーを付けておく方があなたへのメリットは大きい。
 
・カバーと帯は外す
→ペラペラなって邪魔だし気が散る。少しでも気が散るものは取り除く。本は内容が命。装丁は無駄。
 
・同じ種類の書籍を3冊見る
→最近は3冊も見なくても、1冊+関連webサイトふらふら、でもオッケー。よく出てくる単語と言い回しが重要なので、それらに注意して読めばよいとわかる。見る、と書いたのは、立ち読みでもできるから。別に買わなくてもよい。
 
・目的を決めてその箇所だけ読む
→読むというより、ゆっくりめくる動作になるはず。目的を忘れないで読むと言い換えても良い。途中で目的を忘れると、読み終わった後に「で、何を読んだんだっけ?」となる。
 
・人に教えるつもりで読む
→もちろん本を読む目的に沿った内容だけで良い。読んだ内容を人に説明するつもりで読むと「あ、ここの論理ちゃんと追えてないな」と気づける。その論理を補完するところだけ追加して読めば良い。
 
※注意点
内容を頭に入れることはこの方法でいくらか効率化できますが、重要なことは実践に移せるかです。つまり本を読み終わった後が一番大事です。
 
参考になった!や、この方がもっと効率的に本を読める!等あればコメントください。