zoomzoomzoom

解決方法の共有に主眼を置くブログ・他雑談

LPIC攻略法

LPIC101,102,201,202,303を4ヶ月で取得した経験をもとに、効率的な対策法をまとめました。
 
LPICとは?
 
LPICの受験動機
→そもそもシェル芸が好きで体系的に知識を身につけたかった。
Linuxのプロフェッショナル?かっこいい!
→セキュリティのプロフェッショナルになりたいけど、何勉強すればいいかわからない。広く使われているLinuxがどのような生態系なのか学ぶことは無駄にはならないはず!
→→勉強している途中からは、この資格取ってもいきなり何かできるようになるということはないということを悟る。が、最低限の知識を身につけることは出来ると継続を決意。
→対外的にある程度のLinuxを使えるとアピールできる。
 
レベル別対策法・・・この勉強法は次の4つのレベルに適している。
・101(合格時得点:740)、102(710)、201(750)、202(650)
Ping-Tというサイトで勉強あるのみ。(101用コンテンツは無料なのでお試しあれ)
Ping-Tは、ウェブ問という選択肢問題の対策、コマ問という直接入力タイプ問題の対策、の2つに分かれている。このうち、ウェブ問をひたすら繰り返す。最初は何を問われているかすらわからないと思うが、解説をよく読むだけで合格するために必要な知識が身につく。
ウェブ問を4周やること。4周のやり方は下記。
 
1周目:問題すら読まない。解答だけを読む。具体的操作方法は、正答を選択(右下ボタン→解説表示→読む→次へ   の繰り返し。終わったら解答履歴クリアして初期状態に戻す。
2周目:単元別に最初から解いてみる。だいたい解けないけど。解説を読んで、あーそうだったわと思い出す。全項目終わったら解答履歴クリアして初期状態に戻す。
3周目:単元別に最初から解いてみる。まだ解けないかもしれない。でも解けない問題はストックされるのでひたすらやる。全部銀にできたら終わり。
4周目:全部金にできたら終わり。
 
基本はこれで受かる。なお、202だけはPing-Tの解説内容を別途ノートにまとめた。知識量が多く、Ping-Tだけでは知識がとっちらかってテストの際に思い出せない。1周目終わり頃に悟った。
 
202のノートの作り方
単元別にまとめる。
マインドマッピングを使った。画像で覚えることができ、すごく頭に残るようになった。
要望があればアップします。
 
303(合格時得点:660)
関連書籍のみ。Ping-Tは303に対応していないため。

Amazon CAPTCHA

この本1冊で十分合格することができます。アマゾンのレビューなどではかなり辛口の評価もあり、私自身も不安でしたが、大丈夫です。この本だけでいけます。
 
解説を読む際、知識のインプットの際に下記事項に気をつけること。
・大文字小文字
・password passwords passwdなどの微妙な違い
・間違えた場合には「次は問題文のどこに注目したら答えを導けるか」を考えること。
 
 
FAQ
Ping-Tだけで合格できますか?
→出来る。「それは人による」とか言いません。出来ます。試験範囲の知識量はPing-Tのみで足りる。ウェブ問題も本番とかなり類似している。
 
実機で練習した?
→全くしていない。Ping-Tのみで合格できる。実機の練習は必要ない。合格した後、実機で確認する方が効率がいいと考えている。実機で勉強しようとすると「あー環境構築面倒だな」等と考えて結局勉強しない等精神面のデメリットが大きいのではないでしょうか。合格した後に知識の確認で実機練習しても遅くないですよ。
 
各レベルどれくらいで取得した?
101(4/28-5/6)
102(5/8-5/29)
201(6/20-7/1)
202(7/8-8/5)
303(8/7-8/26)
多分これくらいの期間勉強していたと思います。202試験がとにかく大変だった記憶です。
 
必要経費は?
101〜202試験費用が各16,200円
303受験費用が32,400円
ping-t6ヶ月プレミアム費用が5000円
303書籍代が3,000円
全部で10万円強でしょうか。※20170907編集
 
コマ問はやらなくていいの?
→4周終わった後時間があればやってもよい。やる場合、実際にコマンドを打つのは学習時間がもったいないので、次のようにする。つまり、考える、答えを表示、あってるかあってないか確認、次へ。